夏目漱石《心》书摘 - 嗅得香气只限于刚焚香的那一瞬间

嗅得香气只限于刚焚香的那一瞬间,品出酒味只在于乍饮酒的那一刹那。同样,爱的冲动也在时间上存在这么间不容发的一点。一旦心无所觉地通过了那里,那么相互越熟便只是越亲密,爱的神经则渐渐变得麻木不仁。无论怎么思来想去,我都没心绪让堂妹成为自己的妻子。

香をかぎ得るのは、香を焚き出した瞬間に限るごとく、酒を味わうのは、酒を飲み始めた刹那にあるごとく、恋の衝動にもこういう際どい一点が、時間の上に存在しているとしか思われないのです。一度平気でそこを通り抜けたら、馴れれば馴れるほど、親しみが増すだけで、恋の神経はだんだん麻痺して来るだけです。私はどう考え直しても、この従妹を妻にする気にはなれませんでした。

夏目漱石《心》,林少华译
青岛出版社

精彩点评:

N0BO0DY:应景焚一柱香,我最爱的薄青色

赞(0)
未经允许不得转载:帕布莉卡 » 夏目漱石《心》书摘
分享到: 更多 (0)