由@斩首之邀 翻译:
力石既不是超人,也不是同时代下的英雄,总而言之,他只是生活在底层贫民窟的流民矢吹丈心中所描绘的假想敌,是一种幻想的体制权力。
力石并没有死去,而是迷失在我们之中。这其实是对70年代这代人的憎恨情绪精准到死的反映。东京大学的安田讲堂里或许至今还残留着粉笔所涂鸦的「打破幻想」,但无论你怎样去侧耳倾听,都听不到那些抗议人群的呼喊声或钟楼上的广播。就连矢吹丈挥拳时那“嘶嘶”的喘息声都听不到了,仅剩下二月里空洞的风声。
——寺山修司《誰が力石を殺したか(是谁杀死了力石)》
以下原文:
力石はスーパーマンでも同時代の英雄でもなく、要するにスラムのゲリラだった矢吹丈の描いた仮想敵、幻想の体制権力だったのである。
力石は死んだのではなく、見失われたのであり、それは七〇年の時代感情の憎々しいまでの的確な反映であるというほかはないだろう。東大の安田講堂には今も消し残された落書きが「幻想打破」とチョークのあとを残しているが、耳をすましてもきこえてくるのはシュプレヒコールでもなければ時計台放送でもない。矢吹丈のシュッ、シュッというシャドウの息の音でもない。ただの二月の空っ風だけである。
——寺山修司『誰が力石を殺したか』
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